横浜の歴史について

今ではファッショナブルな街として買い物客や観光客でにぎわっている横浜ですが、実はその歴史は比較的日が浅いのです。横浜の歴史が始まったのは、明治時代に入ってからのことで、それまでの横浜は、特に名産品も産業もない、さびれた漁村でした。

この小さな漁村が大きく変貌を遂げることになったのは、開国により外国と交易するための港が必要となったためです。当初は東京都内で候補地の検討が進められましたが、巨大な外国船が入港できるだけの水深や土地の広さなどが詳細に比較検討された結果、横浜が開港地として選ばれたのです。それからは、急速にインフラ整備が進みました。

貿易船から荷揚げし、積荷を各地に運搬するためには、交通網の整備が必要です。その結果、鉄道網や馬車や自動車が走る幹線道路が整備され、うらさびしい漁村は一気に近代的な都市へと生まれ変わりました。そこに、貿易商人を中心とする外国人が多数住みつくようになり、異国情緒あふれる街としての横浜ができあがったのです。